実家を売るには大変な時間を労力が必要になるため、「いつかしなくては・・」と誰もが思いながらも、先延ばしにしていることが多いのではないでしょうか。
だれも住んでいない実家は、ただ建っているだけでお金がかかっている状態です。
もしも「そろそろ実家を処分しても良いだろう」と思える気持ちになったのならば、すぐに動き出した方が金銭的にトクをします。
この記事では、その5つの理由をご紹介していきますね。
しかし金銭的な部分ばかりに目をとられて、すぐに実家を処分しようとすると家族の間でトラブルになることも・・
実は後悔しないように実家を処分するためには、すぐに実家を処分しないことにもメリットがあるんです。
自身の体験をふまえながら、そのメリットについても分かりやすくお話させていただきます。
・不要になった実家は、すぐに売ったほうが金銭的にトクをする5つの理由
・すぐに実家を処分しないことのメリット
・いつか実家を処分する時のために、今から調べておきたいこと5選
メリットとデメリットをふまえて、ご自身もご家族も「そろそろだな」と思えるタイミングが、この記事を読むとわかるようになります。
そして実家を処分することになった時のために、今から調べておくとラクなこと5つを記載しています。
調べておくと、実際に動き出したとき、実家を処分できるスピードが3倍はやくなります!
実家を処分しようと決めたときにスムーズに動き出すとこができるようになりますよ。
不要になった実家はすぐに処分した方がトクをする5つの理由
もしも誰も住んでいない実家をそのまま残していると、費用が時間とともに膨らむ可能性があります。
実際に誰も住んでいない実家をそのまま残した場合、請求されるかもしれない費用はこの4つです。
①固定資産税の支払い
②家の老朽化による修繕費
③「特定空き家」に指定された場合の固定資産税の増額
④家の管理を頼んでいる場合の費用
⑤火災保険料
この理由から考えると、だれも住んでいない実家は今すぐにでも処分した方がおトクですね。
しかし私の様に、住んでいた人が他界して不要になった場合には、気持ちの整理をつけるまでに時間がかかる場合もあると思います。
私たち家族も、父の他界から「実家を処分しよう」と行動し始めるまでに5か月かかりました。
自分や家族の気持ちが「そろそろ処分しよう」とおちつくまで、処分をいそがない。
実家がある生活をその5か月間、たっぷりと楽しみました。
しばらくして父のいない実家での生活に少しなれ、家族の気持ちがおちついたころ。
このまま広すぎる実家に母だけ住んでいても金銭的にリスクがあると判断し、実家をてばなすことに決めたのです。
不要になった実家をすぐに手放した方がよいメリットはあります。
しかし家族がみんなが納得するまで、すこし時間をかけるのも大切です。
その方が家族感のトラブルも少なく、そのあと家をうったり、片づけるのもスムーズにすすむはずですよ。
いつか実家を処分するために、今から調べておきたいこと5選
実家を処分するさいに後悔せず家を売り、モノを片づけるためには、事前の準備や情報がとても役立ちます。
いつか実家を処分する時のために、今から調べておきたいこと5選は下記のとおりです。
とくに時間や手間をへらすには、お金を払って他人の手を借りる必要がでてきます。
業者を利用するさいには、金額や対応などを確認しなくてはいけません。
この調査におもっていた以上に時間がかかるんですね。
そのため上記のような点をしらべておいたり、情報をあつめておくと、スムーズに動き出すことができます。
お金をどのくらいかけられるかは、その家庭によって違います。
どこまで時間とお金をかけて実家を処分するのか。
ここをよく話し合うことが家族や自分が、後悔せずまんぞくして実家をてばなすポイントになります。
時間のかかる実家処分を、すこしでもラクにする1つの方法
「まだ実家を処分する気にはなれないけれど、いつかのために」と思ったら、ちょっとしたスキマ時間で先に情報をあつめておきましょう。
「実家を処分しよう!」というタイミングがあなたにやってきた時。
どんどん動いて、すべてがスムーズに進む・・と思いたいところです。
しかし実家の処分や片づけは想像よりも、とにかく時間がかかります。
思っていたより時間がかかるのが当然だ。
そう覚悟しておけば、あせらずに目の前の作業をすこしづつでも進めていくことができますよ。
わたしも実家を処分していたときは、自分の予想より時間と手間がかかりイライラしていました。
家を売るのも、ごみを捨てるのも、リサイクルに出すのも、何もかもに思っていた以上に手間なんですよね。
調べておくと実際に動き出したとき、スピード早くなるので、ストレスが軽減されるはずです!
参考までに私自身の実家を売った時の話や、片付けの話はくわしく別記事にまとめています。
実家の処分・片づけをすこしでもラクに、かしこく終わらせたい方は読んでみてくださいね。
まとめ
だれも住んでいない実家は、ただ建っているだけでお金がかかっている状態です。
金銭的にはできるだけ早く処分したほうがお得と言えます。
空き家となった実家を残しているとかかる可能性がある費用は5つです。
①固定資産税の支払い
②家の老朽化による修繕費
③「特定空き家」に指定された場合の固定資産税の増額
④家の管理を頼んでいる場合の費用
⑤火災保険料
しかし金銭的なおトクとは別に、処分するタイミングはご自身や家族が「実家をてばなそう」と納得したときがよいですよ。
その方が家族感のトラブルも少なく、そのあと家をうったり、片づけるのもスムーズにすすみます。
金銭的な理由や、時間がとれる時期など「そろそろ実家を手放してもよいかも・・」と思えるタイミングは必ずやってきます。
そのタイミングを逃さないように情報を事前にあつめておいてくださいね。
この記事が、みなさまの実家処分に少しでもお役にたてれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。